商品紹介

富山の秋の質感
特集Special Reports

富山米

しみじみと、うまい米。

「富山の米はおいしい」
そう自信をもっていえるのは、
暮らしの真ん中に、「田の営み」がしっかりとあるから。
富山の自然の、寛容な恵みと容赦のなさに
ひたむきに向き合う農にかかわる人たちのチカラが、
一粒一粒にこめられている。

江ざらえ、苗づくり、田植え、田草取り…人々の食卓に届くまで、天気とにらめっこしながらの日々が続く。たわわに実る稲を刈る。誇らしさと安堵の思いが広がる。さあ、新米の秋、豊作の便りを届けよう。

まだ雪に覆われた大地の下、次の命の準備が始まる。立山からの雪解け水は、森をぬけミネラルをまとい川から用水へと流れ込む。それこそが、次の富山米の命。田んぼと生きてきた人たちは、その環境がいかに素晴らしいかを知っている。

田植え時期の散居村は、まるで天空の鏡のよう。夕暮れの色を映し、刻々と移り変わる美しい景色を明日への活力に。

History富山米にかかわる歴史

水田率90%、富山県は日本有数の米どころ。
米づくりは雪解けがはじまる、まだ少し肌寒いころからはじまり、黄金色の稲穂が頭を垂れるころ、収穫の秋を迎えます。
良質米として評価の高いコシヒカリは、ふっくらと柔らかい食感と甘みがあり、お腹の底からほっこりする滋味深さ。

富山の人は、子どものころから田んぼに親しみ、家族、地域そろって米づくりを手伝います。田んぼに安定した水を供給するために「江ざらえ」と呼ばれる用水路の掃除を行ったり、夏の酷暑や秋の台風、害虫・害獣から稲を守ったり…。
自然の摂理を田んぼから学び、命をいただくありがたさを感じています。

富山米のおいしさを生み出しているのは、米づくりの命とも言える「水」です。
降雨・積雪が多く、立山連峰に積もった雪は夏でも溶けない万年雪となります。やがて雪解け水となり、季節を問わず水温の低い(夏でも15℃前後)清冽な水が豊富に流れ出します。また、富山の河川は外国の大河川とは比較にならないほど急流なため、途中で汚染される間もなく、栄養を豊富にふくんだまま、“おいしい水”を一気に平野へ運んでくれるのです。

平成30年秋には、富山米新品種「富富富(ふふふ)」が本格デビューします。
粒揃いがよく、炊き上がりもきれいで、しっかりとしたうま味と粘りがあります。
平成15年から開発をスタートさせ、コシヒカリよりも高温に強く、倒伏もしにくい、いもち病に強いなど、食卓に新しい風を吹かせたいと心をこめた開発が続けられてきました。

Spot富山米にかかわる場所

新品種「富富富」を限定販売 ととやま

富山米の新品種「富富富」の限定発売を、日本橋とやま館と有楽町のいきいき富山館、そして富山駅前CiCビル1階の「ととやま」で行っています(※2017年10月16日現在。1日あたりの販売数を限定、売り切れ次第終了)。富山米のニューフェイスをひと足早く味わいたい方は、ぜひお見逃しなく!

Products富山米の商品紹介

富山米 お土産パック各種

鮮度と品質にこだわったお米を届ける、お米の専門店「矢郷米」が富山県産の美味しいお米3合をパッケージ化しました。手ごろなパックはお土産にも、食べ比べにも。ラインナップはこしひかり、ミルキークイーン、おわら美人、てんたかくの4種類。

富山の秋の質感