国の伝統的工芸品「越中福岡の菅笠」笠縫いの技を目の前で

日本橋とやま館では「かがやきTOYAMA逸品フェスタ2017」の開催に併せて、越中福岡の菅笠の実演販売を行います。

今年11月30日に国の伝統的工芸品に認定されたばかりの高岡市「越中福岡の菅笠」。

その匠の技を、間近に見られるチャンスです！

高岡市福岡町では、江戸時代に加賀藩の奨励を受けて菅笠生産が本格的にはじまり、現在も全国シェアの約9割が作られています。菅草の栽培から笠骨づくり、笠縫いから仕上げ、出荷まで、すべての工程が地域内で行われているのが特徴で、その製作技術は2009年に国の重要無形民俗文化財にも指定されています。 

笠骨づくりは男性が、笠縫いは女性が担い、400年以上守り伝えてきた匠の技。ひと針ひと針、細やかに縫い上げる笠は軽くて通気性が良く、日除けに雨除けにと大活躍。この機会に手に取って、使い心地を確かめてみませんか。

〇「越中福岡の菅笠」実演販売

日時：2017年12月16日（土）11：00～16：00

場所：日本橋とやま館　交流スペース